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FGOレクイエムコラボイベの所感

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2020/05/25 20:00 ~ 2020/06/08 12:59まで開催されていた、FGOFate/Requiemコラボイベント。元々ゴールデンウィークの時期に開催予定だったが、今の情勢下で開発が遅延した結果このような日程となったイベントである。

【追記・更新】【期間限定】Fate/Requiem×Fate/Grand Orderコラボレーションイベント「『Fate/Requiem』盤上遊戯黙示録」開催! | Fate/Grand Order 公式サイトTYPE-MOONが贈る、新たな「Fate」RPG。「Fate/Grand Order」公式サイトnews.fate-go.jp 

先に結論から言うと、このイベントは過去にも稀に見ない迷イベントとして語り継がれていくであろう、ということである。

※この記事はイベントの内容を若干含みます

規模は今までのコラボイベよりかは小さい方

こういったコラボイベントの場合、

・フリークエストがそこそこある[*1]
・イベントミッションがある
・レイド[*2]や特殊ギミック[*3]などがある

というように規模が大きいのがほとんどだが、今回のイベントは

・フリークエストが10種以下
・イベントミッションはいつもの100個ではなく30個
・レイドや特殊なギミックはない

とこれまでのコラボイベントより規模は小さい、むしろ今の情勢下ではこの規模は仕方ないかと思える。

規模の小ささを補う苦行

だが、このイベントは規模の小ささを補うかのように苦行と感じる要素があった。ここでは3つの要素を挙げる。

まず一つ目が「ガッポリー」である。
ダイスを振って進めていくのだが、すべてのクエスト(ボーナスクエストなど)を出現させるにはほぼすべてのマスに5回止まる必要がある。
同じマスに5回止まらないと入手できないトークンもあり、一部のダイスを除き移動先が不確定であるため、マスの状況によっては他のイベントよりも苦行と言える。
ほとんどのマスを踏破した状態で2か所あるジャンプマス(GO TO)に止まった時の絶望感よ。一応フリークエストやアイテム交換でダイスの入手はできるものの、フリークエストでのドロップ量は1-2個程度がせいぜい。

二つ目、露骨なストーリーの引き伸ばし・バトルの挿入
例えば、第2のゲーム(人狼の館)では占い師として各参加者の部屋に赴くのだが、その移動過程でバトルが挿入されている。
しかも往路・復路それぞれに、だ。ある意味尺稼ぎとしか思えない。似たような要素は第4のゲームに向かう途中にもある。
また第4のゲームではバトル結果に応じて会話が分岐する都合上、何度かイベントマップ画面→ストーリー→イベントマップ画面→ストーリー→イベントマップ画面→ストーリー→バトルと行ったり来たりする。戦況(3連敗 or 5敗)によっては1戦目に戻されることもある。
実際プレイしていて、やけにストーリーが長く読むのがだるく感じた。思わずスキップボタンを押しまくって後日ストーリーを読む人もいたと思う。

三つ目、これは(人によっては)読み直さないといけない苦行という意味でだが、監修前のシナリオを誤って実装してしまった、というのがある。

【ご報告とお詫び】期間限定Fate/Requiem×Fate/Grand Orderコラボレーションイベント「『Fate/Requiem』盤上遊戯黙示録」における、「プロローグ」と「第1のゲーム」のアドベンチャーパートのテキストおよび演出の修正につきまして | Fate/Grand Order 公式サイトTYPE-MOONが贈る、新たな「Fate」RPG。「Fate/Grand Order」公式サイトnews.fate-go.jp 

簡単に言えば、イベントストーリーにおいてサーヴァントの人格などの細かい設定・それに付随した演出が正しく反映されていない、イベントシナリオライターから上がってきた状態のものを出してしまったというのだ(という解釈でいいのだろうか)。キャラゲーとしては致命的なことである。しかも監修後のテキストの修正量はかなりの量になるという。
このイベントの前に、チェック体制の不備によりディオスクロイのフレーバーテキストとして参考文献の記述を一部流用していたという事案があった。

【ご報告とお詫び】「ディオスクロイ」のフレーバーテキストの修正につきまして | Fate/Grand Order 公式サイトTYPE-MOONが贈る、新たな「Fate」RPG。「Fate/Grand Order」公式サイトnews.fate-go.jp 

こういうことがあっただけに、今回の監修前シナリオ誤実装は運営体制に対する批判に追い打ちを掛けるのは必至。
平時とは異なるリモートワーク体制で開発スタッフ間の意思疎通がうまくいっていなかったのかもしれないが、キャラゲーに重要な要素を欠くのはあってはならないと思う。

最初から仮加入しないエリセ(独り言)

ところで、今回のイベントの配布サーヴァント 宇津見エリセは序盤から仮加入するのではなく、ストーリーの途中から仮加入している。しかもストーリー後半から、だ。
これまでのイベントではあまり見られないパターンである(仮加入せずにストーリーの最後に加入するパターンは除く)。

ストーリー上仕方ないことなのかもしれないが……これはあまり気にすることではなかった。ここはただの独り言として捉えてもらいたい。

終わりに

今年(2020年)で5周年を迎えるFGOの歴史に残るであろう迷イベントではあったが、復刻の際は可能な限り苦行を無くす改善をして欲しい。全く期待はしていない[*4]が。

そして……イベント終了からの夏イベ復刻発表&即日開始はちょっと自重して(※過去の同じ例として2018年バレンタインイベントからの空の境界コラボイベント復刻とかあった)。
……2018年クリスマスイベント復刻はまだだろうか……。

注釈

*1: 例えば、Fate/EXTRA CCCコラボイベントでは表面・裏面・BB面とイベントマップが3種類あり、フリークエストの数もそこそこあった。

*2: Fate/Apocryphaコラボイベント、ロード・エルメロイⅡ世の事件簿コラボイベントなどがレイドありのイベントに該当する。

*3: Fate/EXTRA CCCコラボイベントは、KPを集めてKPショップでバフの解除やデバフの付与を行った上でラスボスに挑む要素がある。コラボイベントではないが「大奥」(ゲージ量によってラスボスのHPが変化する)などにも特殊なギミックがある。

*4: 復刻で調整が入るにしても、一部クエストのエネミーHPの下方修正やアイテム交換のラインナップ変更(素材)などしか行わないものと見られる。ちなみに、コラボイベントの復刻ではサーヴァント等が追加実装されていたりするが、例外としてFate/Apocryphaコラボイベントの復刻では追加できるサーヴァントがいない(黒・赤の陣営計14騎+ルーラー2騎+ジークの17騎がすべて実装済)ためか追加実装されていない。